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鉄工所では

 こうしようと思わなくても、製鉄の段階で、かなりの量の一酸化炭素(CO)が噴出してくる[1]。ただしこのCOは、窒素のような他のガスとの混合物であるために、高分子繊維やプラスチック製造のための化学原料(フィードストック)として、直接利用することができなかった。その中、日本の研究者らは、柔らかいナノポーラスな結晶材料を創製することで、別のガスからCOを隔離し、さらにそれを簡単に解放できることを報告した。京都大学、北川先生、松田先生らの材料は、5-アジドイソフタレートと二価の銅カチオンとで構成されている。Cu2+イオンはCOと弱く会合する。COがバインドするにつれて、ナノ材料の骨格が開き、より多くのCOを受け入れるようになる。この柔らかい結晶、多孔質の材料を使うことで、CON2がほぼ1:1の混合物をCO94%まで濃縮することができることも示されている。選択的CO(シーオー)濃縮、仕様である。鉄工所でも利用できますように。

[1] Chemical & Engineering News, 2013 Dec. 16, p. 23.

DOI: 10.1126/science.1246423

14.1.10

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