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キュリオスィティー

 米国航空宇宙局の火星探査機である。しばらく前に最初の主な任務を終え、現在はより困難な課題に挑戦している[1]。探査機は、イエローナイフ湾と呼ばれる沈殿物によってできた岩を探索し、持ち帰ったそれを加熱したサンプルから、スルフィド、過塩素酸と関連するオキシ塩化物、CO2NOが見出された。これらは有機分子が燃焼することで得られる可能性のある化合物で、NOの発見は、すべての生命体に必要とされる窒素が火星の岩に存在していることを示している。いわばNOで生き物がYESになった。さらに探査機は、これまで報告例のなかった、ジクロロプロパンやクロロベンゼンも直接検出したが、これらの化合物の起源については未解明である。有機物の探索で最も障害となっているのは、複雑な有機化合物を分解してしまう、太陽の放射や高エネルギー粒子である。しかもそれらは10億年以上にもわたる。そこで今後は、有機化合物が保護された地域や環境、たとえば崖の面など、高エネルギーの波や粒子を受けない部分からサンプルを取りだし、生命がいたというサインを発見したいとしている。キュリオスィティー、もっと色々教えてぃ〜ね。

[1] Chemical & Engineering News, 2013 Dec. 16, p. 7.

14.1.7

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