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世界最大で

 13億ドルの大口径ミリ波/サブミリ波合成電波望遠鏡ALMAが、チリ・アンデスにあるんです。そのALMA66のアンテナによって、天体化学者らは、分子雲が星や惑星になる時の様子を、よりよいスペクトル感度で、よりよい空間分解能で観測することができる。特に研究者らは、銀河系における原始の連星に狙いを定めることができた。それによってそれらの星の間では、驚くほど違った化合物組成であることを明らかにすることができた[1]。一つは酸素化学が主であり、もう一つは、窒素化合物がより多く存在していた。これはおそらく、星の温度の違いによるものであると、研究者は類推している。加えて、酸素化学が主な星では、エチレングリコールが存在し、これは星間媒質としては珍しく、むしろ太陽系の彗星の中に豊富に存在している。このことは地球の太陽も、同様の形成過程を経たのではないかということを示している。これからも、すべてがわかるまで、ALMAは稼働する。でも時にはアルマニャックで一息を。

[1] Chemical & Engineering News, 2015 March 30, p. 31.

15.4.24

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