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食品を食べた後

 小腸では、象徴的に、N-アシルホスファチジルエタノールアミン(NAPEs)が生じる。この化合物は、満腹感と関係している。そこで研究者らは、技術的に改変した腸内細菌をネズミに与えNAPEsが生じると、高脂肪食でも、それを与えないネズミと比べるとスリムなままであることを示した。そのことから「太り気味の人では、食品に対してこの化合物が、十分な量できずに、食べ過ぎになっているように思われる」と研究者らは述べている。一方、他の研究者らは、「N-アシルエタノールアミン(NAE2)が小腸で生じると、NAPEsを切断し、空腹感が減少する」と考えている。それに対して先の研究者らは、NAEsをつくるバクテリアもつくり、ネズミに与えた。その結果、NAPENAEどちらを生産する細菌も、同様のスリムさを維持する効果があること、一方で、NAPEsNAEに変換できる酵素がない場合には、NAEを生産するバクテリアだけが効果を示すことを明らかにした。そのことから、NAEsには食欲抑制の効果があり、それを直接生産できるバクテリアは、肥満を抑える可能性があること、を提唱している。大切な細菌、毎日働くそれには、皆勤賞を

[1] Chemical & Engineering News, 2015 March 30, p. 8.

15.4.20

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