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ゼオライトのような

 多孔質の吸着材料が持つ天然ガスを貯蔵する容量を増加させることができる新しい方法が開発された。これによって乗り物の燃料としての天然ガスを貯蔵できる、コンパクトで軽量・安価な技術を導きうる。研究者らはまず市販のゼオライトビーズをアモルファスシリカついでアルミナでコートした。これによって材料の孔のサイズは1.34から1.42 nmの間になった。ついで研究者らは天然ガスの主成分であるメタンを高圧でビーズの入ったタンクに汲んだ。ビーズ一杯にメタンを吸着した後、それらを2,3-ジメチルブタン蒸気にさらして孔の蓋をした。これでビーズは小さなガスタンクになっている。ビーズは0.1Mパスカルまで貯蔵することができ、これは大気圧に非常に近い。コートしたビーズは、していないそれの二倍のメタン吸着が可能であった。メタンを放出するために、150-200 °Cまでビーズがゆっくりと加熱されて、孔から封止剤が徐々にはがれていった。この方法と金属有機構造体(MOF)の組合せで、高度な多孔質材料も視野に入れることができる。多孔質で多幸でありますように。

[1] Chemical & Engineering News, 2016 May 30, p. 9.

DOI: 10.1021/acs.nanolett.6b00919

16.6.18

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