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1987年の

 モントリオール議定書には、冷媒、溶媒、エアロゾル高圧ガスに使われるハロ炭化水素の使用がオゾン層を破壊するため、これらの使用を制限することが記されている。それから30年たった今回の実験ならびにモデルは、オゾン層が確かに増大し「回復している」ことを示していた[1]。議定書の発効以来、オゾン層の破壊の速度は減少するものの2000年、南極のオゾンホールが最大の大きさになった。この難局を迎えるも、その後は平均的なサイズは安定していた。さらに今回南極では実際にオゾン層が増加していることが確かめられた。一般にオゾン層は地球を、太陽から届く害のある紫外線から保護しており、人間の出すハロカーボンが、遥か遠いオゾン層にダメージを与える。特に南極のような極端に低い温度では成層圏の雲の中でオゾンの破壊化学が助長される。ただしより温和な温度でもそれは進行する。また火山の噴火も影響し、実際に2015年の大きなホールが観測されたのは、チリの火山Calbucoの噴火によるものであることもわかった。オゾンホールできても、オゾン放る人は、存知あげないか。

[1] Chemical & Engineering News, 2016 July 4, p. 7.

DOI:10.1038/ncomms8233

16.7.20

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