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柔軟性のある

 有機記憶素子で、光を使ってより多くの情報を蓄積し電子電流でそれらを放出する新しい例が報告された。これはデータの書込みと読み取りを異なる物理刺激で行う最初の例ではないものの、従来のそれは遅くて、より少ないデータしか扱えず壊れやすかった。今回その限界が克服されて、柔軟なデータ貯蔵光学電子センサーで着用できるエレクトロニクスが構築された。研究者らは、光に応答するジアリールエテン分子と半導体高分子であるポリ(3-ヘキシルチオフェン)とをブレンドして連動させた。光励起によって開いた状態が閉環し、これによってナノ秒レーザーパルスで素早く情報を書き込むことができる。ジアリールエテン分子は可視光で開環しデータが消去される。開いた分子と閉じた分子の割合は、ポリ(3-ヘキシルチオフェンが電子電荷を如何に往復させることができるかに影響する。それぞれの光パルス変化は、ある一定の間隔で電流を調整し、256の区別できる電流レベルあるいは記憶状態をつくることができ、これは以前の同様のデバイスを超えていた。しかも電源を切ってもこの素子は、素知らぬ顔で、データを数百日保存することもできる。

[1] Chemical & Engineering News, 2016 June 27, p. 7.

DOI: 10.1038/nnano.2016.87

16.7.13

 

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