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残留性有機汚染物質

 (POP)には、ポリ塩化ビフェニル(PCBs)、ポリ臭化ビフェニル(PBDEs)、多環芳香族炭化水素(PAHs)などがあるが、これらは風や川の流れで大洋へもたどり着く。今回の研究結果は、これらの物質が大西洋の深さ2500メートルまでも浸透するというこれまでの類推を支持するものだった[1]。海洋学者らは北大西洋や熱帯大西洋に停泊し、有機残留物を吸収できるポリエチレンフィルム入りの金属のかごを海の様々な深さに、過保護にならないようにセットした。説得された収集機はこれでサンプルを収集、研究者らは一年後フィルムを回収、化合物を抽出し水中の有機汚染物質の測定を行った。クロマトグラフィーと質量分析を使ってPCBs, PBDEs, PAHsを含む78種類の物質を探索した。その結果、深海ではこれらの化合物による高い濃度の汚染はなかった。ただしその辺りは原始の海のイメージだったのが、それらの物質はそこまでも広く拡散していた。このこと隠さんようにしたい。

[1] Chemical & Engineering News, 2016 June 27.

DOI:10.1021/acs.est.5b05891

16.7.16

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