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白ワインの

 ボトルを購入したときに、中身はリースリングブドウ、シャルドネ、ソービニョン・ブランブドウと、ラベルに記された通りかどうかを見分けることは難しい。実際にそうであっても、天候、地形、剪定が、その年に生まれた化合物の混ざり具合にかなり影響するため、同じブドウでも変化に富み、ワインを確実に同定できる分析手段が、ほとんどないん状態である。その中二つの逆の電荷を持つPPE1PPE2とよばれるポリ(p-フェニレンエチニレン)の蛍光消光に対するワインアルコール、糖鎖、天然色素の影響を利用した方法が報告された[1]。一連のアニオン性PPE1、カチオン性PPE2を、違ったpHレベルでテストすると白ワインに使われたブドウの種類の組合せを区別することができる。これまでワインのセンシングのための質量分析法、比色分析法などが報告されていたものの、決定的な方法ではなかった。今回の成果はより確かな方法の最初のステップであるらしい。面白い白ワインの分析法が誕生した。

[1] Chemical & Engineering News, 2016 June 27, p. 9.

DOI: 10.1002/anie.201602385

16.7.17

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