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法医学の

 血液検査の新しい手法が開発された。研究者らはアルカリホスファターゼ(ALP)に注目した[1]ALPは女子では17歳、男子では18歳でピークに達しその後急激に減少する血液中にある酵素である。研究者らは、年少者や成人に見られる天然の酵素レベルにマッチする濃度のALPを加えた人の血清100サンプルのテストを行った。ALPの濃度は、既知の酵素によって触媒されるアッセイで、あっせいらずに、決定された。すなわちp-ニトロフェニルホスフェートのp-ニトロフェノールへの変換である。このフェノールは黄色でその量をスペクトルで測定できる。測定の統計的検定は、若い男性とより年をとった男性の区別を99%の確からしさで、また若い女性とより年をとった女性の区別を、100%の確からしさで、アッセイできることを示していた。さらに実際の犯罪シーンをまねるために、48時間窓に近い実験台の上に放置したサンプルでも同様だった。加えて犯罪が起きてからの経過時間の予測方法も同時に開発された。血液で強気に捜査もできそうである。

[1] Chemical & Engineering News, 2016 June 13.

DOI: 10.1021/acs.analchem.6b01169

16.7.4

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