« 姫路駅を出た頃 | トップページ | グルコースで駆動する »

アミノ酸やペプチドの

 多様化は微生物ほど、科学者は上手くはない。研究者らはしばしば労力と時間のかかる方法で、修飾アミノ酸を使ってペプチドを合成しなくてはならない。分子を修飾するための酸化の方法がいくつかあるもののこれらは難しく、時にアミノ酸の立体化学を変えてしまう。その中今回、以前に開発されたFe(PDP)Fe(CF3PDP)と呼ばれる鉄をベースにした触媒はアミノ酸の特異的な酸化も得意であることがわかった[1]。納得いく方法である。プロリンのヒドロキシル化が環の5位で選択的に起こり、得られた5-ヒドロキシプロリン中間体をさらに修飾できる。またこの方法でプロリンを21の非天然アミノ酸に変換し、プロリンを含むトリペプチドを八つの修飾トリペプチドに変換している。ペプチドは現在、製薬会社やバイオテックの世界では低分子治療としてやはり、流行(はやり)であることから、このエレガントな方法は現代の薬物設計と直結している。peptide英語ではペプタイド、態度も大切である。

[1] Chemical & Engineering News, 2016 August 8, p. 7.

DOI: 10.1038/nature18941

16.8.29

|

« 姫路駅を出た頃 | トップページ | グルコースで駆動する »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。