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コーネル大学の研究者は

 よ〜寝るかどうかは知らない。ただし原子のサイズに関して長年に渡って精度のより高い結果を導くことに注力している。物質の様々な形態での原子に関する質の良い実験結果を集め、原子の性状についてより精度のある理論を構築しても、それが唯一な答えにはならない。つねに「恣意的である」という批判を受ける。そのため実験、とりわけ結晶構造のデータといかに一致しているかが、定義の妥当性を見積もる指標になる。それでも標準化した類推は、結晶のパッキングや分子構造のような物質の特性を合理的に説明する際の一助になる。研究チームは、大きさの制限をセットし、これまでの類推値をもとに、電子密度がbohr3当り0.001電子になる原子核からの平均距離とした[1]。ついで相対論的全電子密度汎関数理論計算を行った。これによって得られた半径は結晶構造からの推定値とかなりよく一致していた。なおbohrはボーア半径で0.53 Åである。ぼや〜としていると見過ごす。

[1] Chemical & Engineering News, 2016 September 5, p. 9.

DOI: 10.1002/chem.201602949

16.9.25

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