« 将来のタッチパネルは | トップページ | より少ない塩分 »

太陽光と光活性触媒の組合せは

 害のある病原菌を水から除去する単純で安価な方法である。ただしこのプロセスで使われる触媒は、太陽エネルギーの4%である主に紫外光のみに応答するために時間がかかる。その中今回、およそ50%の太陽エネルギーに相当する可視光を効果的に獲得できる触媒が設計された[1]。スタンフォードの研究者らは、MoS2を垂直に310の分子層に成長させて、その特性を分析した。水の中の触媒を可視光にさらすことで、電子励起が起こり、バクテリアをぱくっと食ってしまう反応性酸素種、たとえば酸素アニオンラジカル、一重項酸素、ヒドロキシラジカルや過酸化水素が、触媒のシートに沿って発生した。コントロール実験では、MoS2ナノ構造系を使った可視光による殺菌では、20分以内に、バクテリアの99.999%が死滅した。これは現在使われているTiO2や別のMoS2の別の形態のものより遥かに高い効率だった。3-10の分子層、もっとなにかしそうである。

[1] Chemical & Engineering News, 2016 August 22, p. 11.

DOI:10.1038/nnano.2016.138

16.9.14

|

« 将来のタッチパネルは | トップページ | より少ない塩分 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。