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将来のタッチパネルは

 オリンピックの体操選手のように、柔軟で伸縮性もあって弾力的なものになるだろう。これらの特性を併せ持ったタッチパネルはポケットや財布、手提げ鞄の中の棒とは違って、電子デバイスを身につけるレオタードのように、それが「おった〜ど」という感覚である。ただし今日までの大抵のタッチパネルは、インジウムチンオキシドやカーボンナノチューブのような伸縮性のない材料で組立てられている。今回、透明タッチパネルで、機能性を失わずに伸縮性がもとの素材の10倍あるものが報告された[1]。このデバイスは、塩化リチウム塩を含むポリアクリルアミドヒドロゲルで出来ている。ヒドロゲルの高い水分量の為に塩は溶解しイオン伝導体として働く。研究者らは腕につけるタッチパネルもつくりビデオゲームに使っている。2020年のオリンピックの頃までには、体操選手が休憩中に、レオタードに埋め込まれたタッチパネルでファンにメッセージを送ることもできるだろう、とのことである。オリンピック、ピックリすることも多い。

[1] Chemical & Engineering News, 2016 August 22, p. 11.

DOI: 10.1126/science.aaf8810

16.9.13

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