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川が

 流れて、行きたいように、大洋に接する。そこでは淡水と海水が混じる。これは270 mの高さの滝で水が落ちる時に放出するエントロピー過程と同様である。この値と同様のエネルギーを得るための新しい方法が報告された[1]。二つの銅ヘキサシアン酸鉄電極と、一つは高い塩濃度、もう一つは塩濃度の低い流れからなるデバイスが組立てられた。これがいわゆる濃度セルを作り、塩溶液の濃度の違いをもとに二つの電極間に電気化学的なポテンシャルが生じる。素子が放電し、電気が流れるに従って、濃度の高い電極はナトリウムイオンを取込み、低い塩のそれはそれらを放出する。二つの電極の電位の差がゼロになったときに、研究者らは溶液を入れ替えて、高い濃度と触れていた電極を低い濃度のそれに、またその逆も行った。これによって再び電位が生じプロセスが再開される。この素子は、膜1 m2当り0.4 Wの電気を生み出した。以前の方法では、淡水と海水の混合で0.03から10W/m2の間のエネルギーが生み出されていた。電極の入替えで電気が再発生、なかなかできん。

[1] Chemical & Engineering News, 2016 August 29, p. 8.

DOI: 10.1021/acs.est.6b02554

16.9.18

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