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メタマテリアルは

 不思議な特性を示す。たとえば光や音の選択的な反射、吸収、透過する能力である。これはその工学的に改変された構造のためである。多くのメタマテリアルは金属からつくられ、電気あるいは熱的な刺激に応答してonoffの状態の間を入れ替えるものも含まれる。一般に金属は可視光や赤外光を吸収するため、これらのメタマテリアルは様々な光学素子としての利用が阻止されている。その中今回研究者らは、300 nmの厚さのゲルマニウムアンチモンテルリド(Ge2Sb2Te5)(GST)を使って、およそ750 nm130 nmのスペースのあるGST平行になった回折格子をつくった。GSTは相変化材料であり、DVDでデータ貯蔵メディアとして広く使われている。回折格子は1300 nmから1600 nmの近赤外波長の透過をブロックする。ただし緑色レーザー光を照射したときには、GSTはアモルファスから結晶に変化し、これらの波長を透過出来るようになる。研究者らはDVDと同様にZnSSiO2の保護層の間にGSTを入れようとしている。これによって短時間の加熱でアモルファスに戻す時のダメージを避けることも可能になる。メタマテリアルが目玉なリアル製品になりそうである。

[1] Chemical & Engineering News, 2016 August 22, p. 6.

DOI:10.1063/1.4959272

16.9.3

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