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アクチノイド元素のひとつ

 バークリウム13 mgBkCl3として合成された[1]249Bk249Cf1.2%/一週間の速さで減衰するとともに電子を放出する。249Cfは高エネルギーγ線放射をする。そこで我慢せいとは言わず、安全性を担保することが実験を行うポイントだった。研究者らはBkIII)トリス(ジピコリネート)とBk(III)ボレートを調製し性状解明に挑んだ。すでに類似のアクチノイド化合物は合成されており、それらと性格の違いを見ることも出来た。放射能の危険のため、合成したサンプルを学生二人のチームに分けて、X線回折、磁化率などの測定を行ってもらった。249Bkは電子を放出するために、結晶は陽電荷を持ち結果的に爆発する。そのためすべての測定は24時間以内に完了しなくてはならなかった。実験結果は、バークリウムは隣接するアクチノイドのいくつかの性質を示し、電子構造はキュリウムと同様で通常のf遷移である。ただしその配位化学は、カリフォルニウムに類似だった。さらにランタニド類縁体のテルビウムと異なり、バークリウムは共有結合性を持ち、基底状態と最低励起状態が混合していた。バークリム、休憩はアイスクリームで

[1] Chemical & Engineering News, 2016 September 5, p. 9.

DOI: 10.1126/science.aaf3762

16.9.24

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