« 軍事の実験場や | トップページ | 形を変える材料は »

自動車の排ガスは

 燃焼した燃料からの様々な微粒子を含む。そのうちカーボンナノチューブが悩ましい。それは長くて薄い形で、より大きなマイクロメートルサイズのアスベストファイバーと類似で、ベストどころか、肺の組織に居座って呼吸器障害を引き起しうる。新しい研究では、ディーゼル燃料で見つかった硫黄とフェロセンが自動車エンジンの中でおよそ100 nmの長さのナノチューブの形成を促進することもわかった。その中機械工学士らは系統的に、硫黄とフェロセンの濃度を増加させてエンジンに入れた。ついで透過型電子顕微鏡で粒子の排気と形を捕えた。燃料が硫黄だけあるいはフェロセンだけの場合には、それほど多くのファイバーは生成しなかった一方で、4500 pmの硫黄と36 pmのフェロセンがある時は、集められたナノチューブのイメージが増加していた。この硫黄濃度は米国の濃度よりも高いものの、いくつかの国のディーゼル燃料のレベルと同等であることから、厳しくない基準を採用している発展途上国では、より多くのナノファイバーにさらされている可能性が指摘されている。ファイバー、売買もなくてバイバイできるといいけど。

[1] Chemical Engineering News, 2016 October 10, p. 10.

DOI: 10.1021/acs.estlett.6b00313

16.10.26

|

« 軍事の実験場や | トップページ | 形を変える材料は »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。