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ハエの一種である

 ミバエ、見栄えはともかく、フェロモンを使って、仲間に新しい餌のもとやロマンスが芽生える場所について情報を交換している。ただしミバエはこれらの化合物をフェロモンの分泌腺からだけ出しているわけではない。それらは排泄物の中の分子メッセージとしても残されている[1]。研究者らは熟したブルーベリーの上にあるミバエの糞には、ラウリル酸メチル、ミスチリン酸メチル、パルミチン酸メチルを含む様々なフェロモンがあることを見つけた。これらは集合と交配のシグナルの一種である。ハエの落とし物の中のセックスや餌フェロモンの存在は他のハエにもその近傍に卵を生むことを促し、幼虫は、熟した実を食べる前に、前消化された糞の中の餌を食べることができる。研究者らは関連するハエのお尻化学を研究すれば、穀物の保護や寿命を伸ばすことにつながることを期待している。排泄物はある種族の個体間の重要なコミュニケーションツールであるように思われる。にもかかわらず多くの生態学研究では、この点が無視されている、虫だけに。憤慨される方もおられるかも。

[1] Chemical & Engineering News, 2016 September 26, p. 10.

DOI:10.1007/s10886-016-0737-4

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