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シアノバクテリアは

 植物のように、太陽光と二酸化炭素をエネルギーに変換できるため、微生物由来の化成品を製造できる再生可能な魅力的な候補である[1]。ただし生産のスケールアップが難しい。とりわけ大きな工場設備では太陽光に制限があるためである。ひるまんでも昼しか太陽光はない。その中カリフォルニア大学デービィス校の研究者は、この課題解決のためにシアノバクテリアを工学的に改変し二番目の炭素源であるグリセロールを代謝できるようにした。グリセロールはバイオディーゼルの安価で豊富な副生成物で、常々その利用方法の新しいバージョンが期待されていた。以前その研究者は、よく使われる高分子前駆体である2,3-ブタンジオールを製造する種の遺伝子操作をしていた[2]。今回シアノバクテリアがグリセロールの消化を可能にする酵素を遺伝子に組込み、昼夜を問わず2,3-ブタンジオールを製造中やに改良された[3]。「なんちゅうやつや」「シアノバクテリアです」

[1] Chemical & Engineering News, 2016 October 3, p. 13.

DOI:10.1021/acssynbio.6b00239

16.10.24

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