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材料の微視的なひび

 日々成長する可能性があり、航空機や宇宙船、エレクトロニクス、パイプに使われるプラスチックやコンポジットで、より大きな割れ目になり得る。これを小さな見えない段階で検出する技術が開発された[1]。この初期警告によって技術者は、不具合のある部分を交換したり、修理を行うことができて、大惨事を回避できる。研究者らは様々な高分子材料に、1,1,2,2-テトラフェニルエチレン(TPE)の希薄溶液で満たしたポリウレタンマイクロカプセルを埋め込んだ。TPE分子は会合した際には、明るく蛍光を発する。プラスチックの中で小さなキズが生じるとカプセルも壊れ、これによって溶媒が蒸発し、カプセルの殻でTPEの結晶が成長する。紫外線を照射することで、結晶は青色蛍光発光する。またプラスチックを可視光雰囲気下ナイフで傷つけた時も、TPE10%濃度含むマイクロカプセルがあれば、紫外ランプで発光した。研究者らは、ダメージが起きて40日以内に2μmより小さなクラックを、楽々、検出することができる。

[1] Chemical & Engineering News, 2016 October 3, p. 13.

DOI: 10.1021/acscentsci. 6b00198

16.10.23

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