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携帯電話や電子機器は

 電磁波を放射する。これが耳障りな音を発生させて、たとえばテレビ、ラジオから聞こえる。デバイスメーカーはこれらの製品を、漂遊する電磁波干渉(EMI)から守るために、銅やアルミニウムの層のようなシールド剤を使って干渉を低減させんといかんでしょうとしている。それに対して今回、二次元の金属カーバイドやニトリドの新しく発見された特性が、安価でより薄くて軽いEMIシールディングの供給を可能にするかもしれないことが報告された[1]。すなわちmax-eensと発音するMXenesと呼ばれる強くて柔軟な導電性材料であるTi3C2Tx, Mo2TiC2Tx, Mo2Ti2C3Tx (T = OH, Fで表面終端である)のフィルムが、純粋な金属より、また炭素ファイバー、ナノチューブやシーディングのために研究されている別の合成材料よりも遥かに効果的に、EMI保護を行える。加えてポリマー複合材料に組込まれたMXenesは、溶液中でも簡単に加工できて、不規則な形のデバイスにも噴霧できる。〜ふむふむ勤務中でも納得。

[1] Chemical & engineering News, 2016 September 12, p. 9.

DOI: 10.1126/science.aag2421

16.10.6

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