« 二種類のモノマーを | トップページ | 木材植物や草木類は »

月の誕生について

 謎は尽きない。今回カリウムの同位体比が、巨大な衝突が地球のマントルとすべての仮想の天体テイアを蒸発させ混合させて月が誕生したという説を支持することが報告された[1]。新たに開発されたカリウムの同位体を分析するより正確な方法を使って研究者らは、アポロ計画で持ち帰ってきた七つの月のサンプルには、重いカリウム同位体が、地球のサンプルのそれよりも豊富にあることを発見した。酸素の様な他の元素の同位体の比はどちらも同じであることは、地球とテイアが衝突の際に混ざり合ったことを否定するものではないけれども、カリウム同位体のわずかな比の違いがその機構の鍵である。カリウム同位体が分かれる唯一の過程は、高エネルギーな現象の後で月ができる段階で、より重いカリウムの優先的な凝縮である、と研究者らは述べている。今後さらに揮発性元素の同位体効果が明らかにされることが期待されている。同位体について、どう言いたいことありますか。

[1] Chemical & Engineering News, 2016 September 19, p. 4.

DOI: 10.1038/nature19341

16.10.10

|

« 二種類のモノマーを | トップページ | 木材植物や草木類は »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。