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ExoMars 2016は

 欧州宇宙機関とロシア連邦宇宙局の合同のミッションで、二つの宇宙船を3月に打ち上げた。ただし残念ながら、そのうちの一つTGOの着陸船が壊れて爆発してしまった様子である。クラッシュするまえに船から送られてきたデータによれば、コンピューターの突然の故障によってシステムが誤作動し、火星の表面に300 km/1 h以上の速度で衝突した模様である。一方で1021NASAは、以前の汚れのない火星表面の写真からのイメージと、黒い塵でダメージを受けた後の写真を公開した。これによって着陸船の故障から火星の軌道を今後四年間周回するTGOにシフトさせた。従来のカメラやスペクトル装置よりはるかに高性能なTGOのそれによって、酸化窒素、アセチレン、メタンのようなガスをトレースすることになる。科学者は特にメタンの生産に注目している。地球ではそれは微生物の役割、あるいは地質学的な過程で生産されている。2年前NASAの惑星探査機Curiosityが火星でメタンが急に増加することを検出しているものの、表面は謎のままである。TGOは、いつどこでメタンが生成するのかを同定する一助になることが期待されている。宇宙船、抽選では手に入りません。

[1] Chemical & Engineering News, 2016 October 31, p. 6.

16.11.19

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