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機械の力が

 化学反応を開始させる、高分子機械化学の大抵の例は、共有結合の解裂を含んでいる。ただしこの場で働く化学者は、あたかも身体が強い力を使って骨を再構築したり補強するが如く、機械力を使って、結合形成をやってみたいと考えていた。その中今回、この方向に沿った、期待の機械的に制御されたラジカル集合過程が開発された[1]。カリフォルニア大学アーバイン校の研究者らは超音波を使って、圧電性のBaTiO3ナノ粒子をかき混ぜて電位をつくり、これによって銅(II)錯体を還元した。還元された銅(I)錯体は、原子移動ラジカル重合開始剤である、α—ブロモイソブチル酸エチルと反応させ、アクリル酸ブチルモノマーの重合を引き起させた。超音波を長い時間使えば使うほど、高分子鎖は成長し、公文書に掲載したいくらいだった。さらに研究者らは、環境振動を使って重合反応を促進させる研究を展開している。いずれ工事現場の振動を使った重合反応が実現するかもしれない。そのときはその場に集合しましょう。

[1] Chemical & Engineering News, 2016 October 31, p. 8.

DOI: 10.1038/nchem.2633

16.11.23

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