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ポリロータキサンとして

 知られている機械的にインターロックした分子は、複数の大環状化合物が、中心のオリゴマーの軸を、胡麻〜を摺ることもなく、取り囲み、端には嵩高い置換基が存在する。これをつくることは化学者にとっては興味ある挑戦である。その中今回開発された反復するロータキサン合成によって、高効率かつ同じロータキサンに異なる大環状化合物を複数組込みことができるようになった.この方法は、銅が媒介するアルキン—アジドの環化付加、いわゆるクリック化学を利用している。鋳型法を採用し、アルキンとアジドから大環状化合物の空孔の中でクリックさせて、ロータキサンのコアでトリアゾールをつくる。出発のアジドを含む芳香環は保護されたアルキンも含まれるため、保護基を除去することで、この過程を何度も繰返すことができる。これによって、同じ五つの大環状部位を含むポリロータキサンがつくられて、それぞれが収率90%で機械的結合を形成している。また三つの異なる大環状化合物を特異的な順番で、同じ軸の部位に入れ込むことも行われている。ポリロータキサンが、たきさんになってきた。

[1] Chemical & Engineering News, 2016 October 17, p. 9.

DOI:10.1021/jacs.6b08958

16.11.4

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