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内分泌かく乱物質は

 消費者向け製品、包装でみられ、医薬品や農薬とも関連しており、ホルモン作用を干渉し、様々な疾病や健康被害をもたらす[1]。そのためのヘルスケアに係る費用が3400億ドル、米国のGDPのおよそ2.3% [2]EUで行われた同様の調査では2170億ドル、GDPのおよそ1.7%であることを示していた[3]。億ドルに驚く。今回さらに、参加者の血液と尿のサンプルから内分泌かく乱物質があるかどうかが分析されて、罹患率と主な疾病に対するリスク因子に関する情報が集められた。これをコンピューターモデルに入れて、健康に必要な費用とそれぞれの疾病によって生じる所得ロスが見つもられた。主な物質は、難燃剤であるポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDE)と有機リン殺虫剤であり、神経障害が主に、生まれ来る子供に引き起され、これに対しておよそ2660億ドル必要であるとした。この結果について米国化学工業会は、結果は未だに推論の域を出ず、不十分で不正確であるとしている。一方で大学の関係者は、内分泌かく乱について、化学者を教育し、時宜を得たやり方で取り上げることが不可欠であり、そのための基金も用意されていること、今回の情報はそれを理解する一助になり得ると述べている。今回は、内分泌かく乱について書く欄になりました。

[1] Chemical & Engineering News, 2016 October 24, p. 5.

16.11.10

 

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