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石炭を採掘

 している限り、退屈ではないかも、ただしメタンの発生に警戒する必要がある。これがガス検出のカナリヤをかなり痛めることになる。ただしメタンの元は何であるかは未だに謎であった。科学者はメタン発生微生物がかなり寄与していると考えていたものの、何が出発化合物であるかがわからなかった。少なくとも、ある古細菌株に対して、リグニンから誘導されたメトキシ化芳香族化合物が原料である可能性が報告された[1]。研究者らは、ある株存在下、研究室で30の工業的なメトキシ化合物や石炭そのものを反応させたところ、メタンが発生した。以前に同定されていた、メタン発生の経路とは異なり、微生物はメトキシ基の脱メチル化によってメタンを製造し、なぜか二酸化炭素の還元とも連動して、中間体としてアセチルコエンザイムAを含んでいる可能性がある。微生物はまた、別の表面下の沈殿している有機物質でメタンを生産しているかもしれない。メタンの生成経路が見えたんや。

[1] Chemical & Engineering News, 2016 October 17, p. 9.

DOI: 10.1126/science.aaf8821

16.11.8

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