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1952年ロンドンでの

 Great Smogは数千人の命を奪い、その数年後に大気汚染防止法が制定された。この深刻な煙霧は、現在の中国の状況でもある。それでもこの事象を説明できる、すなわち如何にして大気にある化合物や粒子が結合して煙霧のようなものを生産するのかがわかっていなかった。煙霧を解明する任務にあたった研究者らは、鍵となる反応は二酸化窒素が引き起こす二酸化硫黄の水溶性酸化であることを、明らかにした[1]。二酸化硫黄や二酸化窒素は、石炭や他の燃料が燃焼する間に排出される。実験室での実験ならびに、フィールド研究を通してさらに、二つの条件でのSO2の重要な酸化過程があることがわかった。一つはロンドンのように雲の液滴が関わる系、もう一つは中国における状況で、高い湿度とpHを中性にするアンモニアがあるときに発生する小さなエアロゾル粒子である。この結果は、煙霧を抑制するためには、二酸化硫黄に加えて二酸化窒素とアンモニアの排出も制御しなければいけないことを示している。大気汚染を洗浄したい。

[1] Chemical & Engineering News, 2016 November 21, p. 10.

DOI: 10.1073/pnas.1616540113

16.12.24

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