« コロンビアの森林に棲息する | トップページ | 三校対抗試合で »

人はどこに行っても

 化学的な痕跡を残す。とりわけあるものに触れたり動かしたりすればなおさらであり、これらの化合物は、パーソナルケア製品、食べ物、薬を含む様々なオリジンがある。すなわちこれらを分析すれば、それぞれの人のライフスタイルを、ケチらずに、スケッチすることになる。そこで研究者らは、39名のボランティアの協力を得て、手からのサンプルと彼らのモバイルの後ろ側からのサンプルを集めて、質量分析と情報科学の手法を用いて解析を行った。その結果、モバイルの持ち主が69%、間違いなく、マッチした。ただし全ての所有者に一致したわけではなく、絞込みに利用できる段階である。人が所有するモバイルのような個別のものを使って、それぞれの人のライフスタイルを検出することは価値があるものの、犯罪科学に適用する前にはより最適化する必要もある。現状では、誰かを特定するものではなくて、いわゆるプロファイリング法であり、所有者のライフスタイルのイメージを描く方法である。とりわけDNAや指紋が無い場合の捜査には重要である。痕跡解析、今世紀中にはさらに進展の予感あり。

[1] Chemical & Engineering News, 2016 November 21, p. 6.

DOI: 10.1073/pnas.1610019113

16.12.16

|

« コロンビアの森林に棲息する | トップページ | 三校対抗試合で »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。