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鉄欠乏症は

 世界中で見られるが、その人たちは、ほとんどあるいは全く肉類を食しない。人は植物を基本とする食べ物からは肉類ほどの鉄分を吸収することができない。肉には血液中で見られる鉄を運ぶ補助因子であるヘムとして鉄分が存在するために簡単に吸収できる。一方で昆虫は、ヘムを持たないものの、世界中の多くの場所で食べられている。そこでキリギリス、コオロギ、ゴミムシダマシの幼虫、buffalo wormに含まれる鉄分の量がサーロインビーフのそれと比較された[1]。コオロギはせいぜい12.91 mg/100gであったもののビーフも15.47 mg/100 gである。ついで人はどの程度昆虫から鉄分を吸収できるかを明らかにするために、昆虫の粉を、胃の中を再現できる低いpHで消化酵素と混ぜて、次に小腸を象徴できる、胆汁と膵臓からの抽出物を中性条件で加えた。ついで消化したサンプルを人の上皮細胞で培養し、鉄を貯蔵するタンパク質であるフェリチンの量が見積られた。その結果、カブトムシの幼虫であるbuffalo wormからのそれは、サーロインビーフのそれよりも多かった。ヒロインにも教えてあげてください。

[1] Chemical & Engineering News, 2016 November 14, 2016, p. 9.

DOI: 10.1021/acs.jafc.6b03286

16.12.9

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