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Chromogen Iは

 エビの殻のような廃棄されたバイオマスから導かれる、高い付加価値が潜在する化合物である。今回実際に使えるその単離方法が報告された[1]。菌類、昆虫、エビが持つ地球上最も豊富に存在する窒素を含むバイオマスであるバイオ高分子キチンの化学的な構成部品であるN-アセチル-D-グルコサミン(GlcNAc)Chromogen (色素源)Iである。商業的な漁業工業はすでにエビやかにの殻を、酸や酵素による加水分解でキチンを、ちきんと脱重合しGlcNAcをつくる業者に販売している。GlcNAcは化粧品や健康補助食品として使われているが、さらにより高い価値の化成品にすることは工業的なテーマであるものの、その単離の際の、収率の低さ、高温高圧条件、クロマト精製が必要などの課題があった。その中今回、ガドリニウムあるいはジスプロシウムイオンを温和な条件で、処理したGlcNAcに加えることで金属が九つと四つのクロモゲンI配位子でクラスターが形成された。またこれらのクラスター六つが水素結合で自己集合し、かご型の集合体になっている。さらに溶液を処理することで、ランタニド塩が沈澱、再結晶よりも純度の高いChrmogen Iが得られた。アリゾナ大で、ありそでない系が発見された。

[1] Chemical & Engineering News, 20167 January 2, p. 9.

DOI: 10.1021/acs.inorgchem.6b02589

17.1.27

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