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極性の高分子を

 設計し、これをイオン液体と取扱うことで、研究者らは透明な伸縮自在のイオン性伝導体を調製した[1]。しかもこれは機械的なダメージを自動的に癒すことができる。この材料は、電気的に活性化された透明の作動装置や接触を、勘違いせず、感知できる人工筋肉や肌に応用可能である。多くの研究チームが、自己修復できる伸縮性の材料や、伸縮自在の透明な伝導体を開発しているものの、これらの特性すべてを一つに集積した材料開発は今でも挑戦的な課題である。研究者らは、高度にフッ素化されたイミダゾリウムイオン液体と、自分たちがつくった伸縮性の透明高分子であるビニリデンフッ化物とヘキサフルオロプロピレンとの共重合体の中で、電荷を帯びた部位同士に力場を利用させて材料をつくることに成功している。また力場をかけることで、材料の高分子鎖が交差連結し、自己修復機構が駆動する。そこで電気的に起動された筋肉デバイスでこの材料のフィルムが使われた。それらをあえてカットし、それぞれの部分が接触できるようにして24時間後再びデバイスを起動した。自己修復したフィルムはいくつか傷があったものの、昨日のフィルムと同様に機能した。

[1] Chemical & Engineering News 2017 January 2, p. 8.

DOI: 10.1002/adma.201605099

17.1.26

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