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メガネや

 カメラのレンズ、自動車のヘッドライトに使われる通常の防幻コーティングは、フッ化マグネシウムのような小さな屈折率を示す材料の薄膜からできている。それらは優れものであるものの平面な表面にしか適用できず、広いエリアをカバーすることは叶わない。その中今回、耐久性のある反射しないコーティングを、大きなギラギラしない窓や柔軟な電子ディスプレイに適用できる単純な方法が開発された[1]。研究者らは、エタノール中に分散させたナノサイズのシリカビーズをプラスチック材料にスプレーするプレーによってコーティングをつくった。エタノールを蒸発させた後、材料をクロロホルムの蒸気にさらした。ついでプラスチックを軟化させ、ナノ粒子を表面に染み込ませた。プラスチックにおよそ50 nmの深さで埋め込まれたビーズの単一層に残った過剰のナノ粒子を除去したあとに得た190 nm幅の粒子のコーティングは可視光の1.2%だけを反射した。これは通常のプラスチック表面が8%反射に比べて小さく、また材料は、曲げる、加熱のサイクル、脱脂綿で表面を拭く、接着テープでナノ粒子をはがそうとしても、性能は維持されていた。意地はっているわけじゃないですが。

[1] Chemical & Engineering News, 2016 December 5, p. 10.

DOI: 10.1021/acsami.6b10624

17.1.11

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