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コレステロールの摂取を

 減らしたい、捨てろーるとして、野菜中心の生活にする。とは言え植物も複雑なステロールをつくる。ただしその量は動物の少なくとも100分の1オーダーである。コレステロールは葉っぱ脂質に見られ、ビタミンD-3前駆体や、ポテトのα-ソラニンやトマトのα-トマニンのような草食動物からの防護や病原体の毒に変化しうる。フランスの化学者がコレステロールを発見してから既に二世紀以上経過するが今回、植物での合成経路が明らかにされた[1]。研究者らは、トマトが12の酵素と10の化学変換を使って2,3-オキシドスクアレンをコレステロールに変化させていることを同定した。さらにコレステロールの生合成経路は、植物ステロールの代謝経路と重なる。四つの同じ酵素と同じ前駆体を利用している。そのためコレステロール生合成経路は、植物ステロールの代謝経路から発達した可能性がある。この発見は、興味あるコレステロール誘導体製造を植物工学によって行う第一歩になりうる。「これ、知ってロール?」って聞いてみましょう。

[1] Chemical & Engineering News, 2017 January 2, p. 6.

DOI: 10.1038/nplants.2016.213

17.1.23

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