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高性能な飲酒検知器

 のようなデバイスが開発され、これによって卵巣がん、多発性硬化症、潰瘍性結腸炎を含む17の異なる疾病の徴候を検出することが可能になった[1]。以前の研究では、健常者とある特定の疾病を持つ患者さんとのそれを比較するという方法であったけれども、今回の成果は、異なる疾病は異なる指紋ならぬ息紋を持つという仮説にもとづく。ポケモンは出てこない。研究者らは、電気伝導性の金ナノ粒子と単層カーボンナノチューブを集めてナノアレイをつくった。これを、患者さんの呼気からの揮発性有機化合物をキャッチしたときに電気抵抗が変化するように様々な有機層でコーティングした。これによって複雑な混合物の分析から得られたパターンで疾病をかなり区別できる。平均的には86%の正確さだったが、胃がんの場合にはより正確だった。なお当初は一種類の化合物で十分であると考えられていたけれども、複数の化合物の組合せで判定することが重要であるらしい。検知器に関する見識も拡大している。

[1] Chemical & Engineering News, 2017 January 2, p. 5.

DOI: 10.1021/acsnano.6b04930

17.1.22

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