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古代ギリシャの都市

 デルファイでの考古学上の発見の一つは、トロイ戦争を描く古典建築の帯状になった彫刻(フリーズ)である。そこには半神アキレスが、怪物メドゥーサの頭が施された盾をたくみに操る彫刻も含まれている。いまでは怪物の髪の毛は、フリーズの他の部分と同様に、昔の大理石のまだらになった茶色であるけれども、かつてはそうではなかった。メドゥーサの編んだ一房の髪は緑だったことが報告された[1]。メドゥーサの失われた色素を検出するために研究者らは「面倒さ」とも言わずに、新しいX-線蛍光(XRF)技術を開発し3-D物体の表面のマップを作成した。ここでは2D-XRFと写真測量法とコンピューターモデリングから得たータを組合せている。これを使って研究者らは、メドゥーサの髪全体にわずかな量の銅があることを発見し、髪の毛では緑あるいは青い銅色素を使っている可能性を提案している。さらに顕微鏡を使って、メドゥーサの髪の間の隙間の小さな緑の結晶も検出している。メドゥーサの動作はどうだったのでしょうか?

[1] Chemical & Engineering News, 2017 January 2, p. 8.

DOI: 10.1021/acs.analchem.6b03179

17.1.25

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