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共有結合性有機構造体(COFs)は

 多孔質の結晶高分子で、合成の部品を選ぶことで孔のサイズを調整することができる。研究者らはこれまでCOFsなどを、選択的な膜、触媒担持や別の応用のために研究してきた。ただしCOFsは加工が難しい微結晶粉を形成してしまう。その中ここではCOFsを安定なコロイド研濁液として調整する方法が報告された[1]。これによって通常起こる結晶の不可逆な会合と沈澱が抑制される。研究者らは、COF-5として知られているボロネートエステルが連結したヒドロキシトリフェニレン材料を研究していた。X線散乱液体セル顕微鏡や他の分析法をもとに、ニトリル溶液が結晶の会合を妨げ構造体の重合は抑制しないことを見つけた。さらにCOF-5合成のためのジオキサン—メシチレン溶媒に少量のアセトニトリルを加えるだけで、沈澱が抑制でき、数週間安定なコロイド研濁液が得られた。これらの研濁液を使って、高品質な透明なフィルムを成型することができ、これは応用の鍵となるものである。COFsで興奮して、幸福になれるかも。

[1] Chemical & Engineering News, 2017 January 23, p. 8.

DOI: 10.1021/acscentsci.6b00331

17.2.18

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