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石炭火力発電は

 大気中の水銀を人為的に発生させる最も大きな要因である。水銀は神経毒で、過ぎんたるはの基準もかなり低い。一方で大気中では一年以上浮遊するため、ある地域の空気中の水銀量は、その地域で発生したものかグローバルに浮遊してきたものかを明らかにすること、また地域の水銀発生量を削減する効果はどの程度かを見積る必要があった。その答えを得るために1992年から2014年まで米国北東地域の大気の水銀量が測定されてきた[1]。研究者らは、発電所やほかの場所からの水銀と二酸化硫黄の排出量に関するグローバルさらには米国のデータを使い、何がこれらのレベルに影響しているかを推定した。その結果、二カ所で毎年2から8%ずつ水銀が減少していた。2000年までは、廃棄物の焼却場の減少が水銀量低下のおもな要因だった。それ以降は地域の発電所減少と関連がある。これはおそらく2008年の景気後退や安い天然ガスへの移行に伴う石炭火力発電所の閉鎖と関連しているものと思われ、地域の水銀量は地域の排出量が制御していることも確かめられた。水銀は、石炭から来てたんや。

[1] Chemical & Engineering News, 2017 January 30, p. 5.

DOI: 10.1021/acs.estlett.6b00452

17.2.20

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