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星間の

 広がりに浮遊している鉄が豊富な粒子は、宇宙の化学進化を触媒する役割を担っていると考えられている。ただし星間空間で固体の鉄がどのような形で存在するか不確かだった。今回、純度の高い鉄粒子として存在しているのではなさそうであることが、核生成チャンバーとレーザーを搭載したロケットを地表から300 kmに打ち上げることで明らかにされた[1]。研究者らは鉄原子を温度と圧力を制御した核生成チャンバーで蒸発させた。ロケット内のチャンバーを放物線のパターンで飛ばすことで、宇宙の微小重力をまねることができた。その結果、レーザー干渉計を使って、純度の高い粒状の鉄の形成が観測されたが、それはかなりまれで、簡単にまねできない。鉄の崩壊が10万回起こる間にわずか一回程度起こり、その結果原子はお互いくっつき核粒子になった。この低いくっつきの可能性から、星間では、鉄原子は宇宙に浮遊するシリケートや炭素の粒子のような存在する粒子で捕獲されている可能性が高いとしている。チャンバー内でチャンバラはしない。

[1] Chemical & Engineering News, 2017 January 23, p. 5.

DOI: 10.1126/sciadv.1601992

17.2.15

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