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ポリエチレン(PE)と

 アイソタクチックのポリプロピレン(iPP)は、世界のプラスチックのほぼ2/3を占めており、世界中で2000億ドルの売上げがある。ただしこれらを溶かしたときには、愛想もなく、混ざり合わずに壊れやすい材料になる。すなわち再利用したいときには、それらを分類しなくてはならず、付加価値の低いものになってしまう。その中今回研究者らは、PEiPPとの混ぜ合わせでより付加価値の高いプラスチックにすることに成功した[1]。すなわちPEiPPからつくられたテトラブロック共重合体を少量、およそ1%加えるとPEiPPの混ぜ物が機械的にタフな材料になった。共重合体は本質的に糊のように作用し、二つの混ざり合わない高分子をつないでいる。研究者らは、テトラブロック共重合体を、特許で報告済みであるピリジルアミドハフニウム触媒を使って調製している。さらに課題があるものの、プラスチックの再利用に、最良の方法を提供できる裁量も出てきた。

[1] Chemical & Engineering News, 2017, February 27, p. 10.

DOI: 10.1126/science.aah5744

17.3.22

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