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最初の核爆弾の

 テストの間に溶けた砂によってできたガラスの研究で、高温で亜鉛の同位体が分けられたことから、月の形成に関する巨大衝突説が支持された[1]。月は地球と比較して、亜鉛のような揮発性元素はその量がかなり少ない。科学者は、惑星の大きさの物体が数十億年前に原始地球に衝突し、揮発性物質は蒸発し、岩くずから、曰く付きではないけど、月ができたと考えている。ただし月のサンプルの分析では、亜鉛同位体の成分のパターンを巨大衝突説で解釈することが難しかった。その中研究者らは1945年にニューメキシコで行われた核爆弾テストの結果に注目したところ、爆発で生じる超高温と圧力は、惑星形成の際に生じるものと類位であった。爆発で、砂漠にあるシリカが溶解し、トリニタイトと呼ばれる緑のガラスが生じる。爆発中心のトリニタイトサンプルほど、亜鉛同位体が分画されていて、これが月形成の仮説を支持している。トリニタイト、取りにいきたいとのことです。

[1] Chemical & Engineering News, 2017 February 13, p. 10.

DOI: 10.1126/sciadv.1602668

17.3.8

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