« 70名余りの | トップページ | 副腎白質ジストロフィー(X-ALD)は »

アミド結合は

 ポリペプチドのアミノ酸を連結させる鍵となる部位である。自然界ではたとえば、大腸菌のリボソームは数秒以内に八つのアミド結合をつくることができる。それに対してフラスコ中では数分から数時間かかる。そこで研究者らはすべて自動化した固相ペプチド合成法を構想して開発、7秒以内にアミド結合をつくった[1]。ここではアミノ酸当り40秒の速さでペプチドが組立てられている。固相ペプチド合成では、アミド形成反応のサイクルを通して高分子ビーズの上にポリペプチド鎖を伸長させている。さらに2014のこの手動プロセスの自動化も行い、その装置を「the Amidator」と名付けた。それは天然、非天然アミノ酸を含む異なる反応剤50の溶液の棚で出来ており、三つのポンプが取り付けられている。装置は加熱したときに反応剤の量論を制御し、すべての反応剤は、80 mL1分で流される。フロー系はバッチ式の10から100倍速く、Amidatorがノンストップで稼働すれば、30個のアミノ酸が連結したペプチド数万、作りだすだけでは、す(う)まん世界が出来そうである。

[1] Chemical & Engineering News, 2017 March 6, p. 7.

DOI: 10.1038/nchembio.2318

17.3.27

|

« 70名余りの | トップページ | 副腎白質ジストロフィー(X-ALD)は »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。