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原油由来の

 化成品合成と相補的に利用できるバイオ燃料ベースの高付加価値化成品合成の開発は、幸福になりそうでかつ、経済的にも意義がある。今回研究者らは、ポリウレタンやポリエステルプラスチックの構成部品である1,5-ペンタンジオールへの新しい経路を発見したが、経済分析結果は、より長い多段階経路のほうが、短い直接的な経路に比べて、収率、用いる触媒量、設備の費用の点で好ましいことがわかった[1]。バイオをもとにした1,5-ペンタンジオール合成は、ヘミセルロースから導いたフルフラールの水素化で得たテトラヒドロフルフラールアルコール(THFA)のさらなる水素化を経由する。ただしこの方法ではTHFA水素化の触媒活性が低い。今回の研究チームは、THFAを一旦2-ヒドロキシテトラヒドロフラン(HY-THP)に変換して、ついでその開環異性化と水素化によって1,5-ペンタンジオールを導いた。この系ではTHFAの水素化よりもHY-THPのそれの方が80倍速かった。この方法は、1,4-ブタンジオール、1,6-ヘキサンジオールへも応用可能である。◯◯ンジオール合成から何か感じお〜るかな。

[1] Chemical & Engineering News, 2017 April 3, p. 11.

DOI:10.1021/jacs.6b13379

17.4.30

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