« ジフルオロメチル化化合物は | トップページ | ケイ素とホウ素で »

クロマトによる精製を

 多くの研究者らは行うけれども、使った溶媒をリサイクルのためにどこかに運ぶよりも、精製して再利用するほうがよい。ただし様々な溶媒量を取扱うことができて、溶媒で腐食せず、また溶媒留分を正確に分離できるようにするものを市販で揃えることは難しい。その中オーストリアの研究者らは、自分たちでそれを構築し、すべての極性と広い範囲の沸点を持つ溶媒を自動的に分けて集める方法の詳細を、包み隠さず発表した[1]。研究者らはドラフトの中に6Lサイズの蒸留システムを二つつくった。基本構成は、10L丸底フラスコ、100cmX30mm直径の充填塔、冷却器,乾燥チューブ、回収容器で、これらを陽気に集める。温度センサーと電気的に制御したバルブが安全性を確保し、もし間違ったことが起こった時には、システムが遮断される。蒸留した溶媒は、市販の分析用の溶媒よりも純度が高い。これを開発した研究者らは、他でも大量の溶媒を再蒸留しないといけないときは、同様のシステム構築が可能であるとしている。再蒸留で最高級に。

[1] Chemical & Engineering News, 2017 March 27, p. 8.

DOI: 10.1021/acs.oprd.7b00007

17.4.24

|

« ジフルオロメチル化化合物は | トップページ | ケイ素とホウ素で »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。