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美しさと文化的重要性を超えて

 芸術作品は様々な化合物で覆われていてそれによって歴史をひも解くことができる。ただし管理者は、唯一無二の作品に損傷を与えずにそれらを分析することはほとんどできない。その中で研究者らは、ある一定の表面から分子を取り出す非侵襲的な方法を、先週より以前に、報告した[1]。研究者らは以前ポリ(エチレンビニルアセテート)バインダーに含まれる疎水性のカチオン交換樹脂ビーズでできた押し出しプラスチックフィルムを開発した。それに対してここではアニオン交換ビーズを付加させて検出できる化合物の幅を拡大させた。ついでフィルムの一片を水で湿らせて分析したい表面にそれをセットした。さらに酢酸アンモニウムバッファーでタンパク質を溶出させて、メタノールとギ酸の混合物で染料分子を回収して分析した。これを羊皮紙、キャンバス、骨や亜麻布でも試験をした。さらにフラスコを使ったかはともかく、16世紀のフレスコ画や14世紀の木材塗装でも行い、その時代のタンパク質と染料と一致することを明らかにした。

[1] Chemical & Engineering News, 2017 March 20, p. 8.

DOI: 10.1021/acs.analchem.6b03722

17.4.15

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