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フィアンセのバスルームの

 引出しにある50種類のマニキュアの変わったボトルを見て彼は、滅入ることなく、ひらめいた。常にあるものが一つ足りない、それは真の金を含むマニキュアだと。その後幸いに結婚した彼は、ある大学の博士研究員でありレーザーを使うことが出来た。そこで金ナノ粒子を使って化粧品を作成することを考え、彼と彼の先生と大学院生のチームは金属ナノ粒子をマニキュアに積層する方法を開発した[1]。まず金、銀、白金、金銀合金の金属プレートをガラス容器に入れて、そこに無色のマニキュア液を入れた。ついで15分かけてレーザー溶発を行い、金属ナノ粒子を打ち砕いて艶出しをした。ナノ粒子は残存する化合物やキャップ剤の光を発しない。このトリックはナノ粒子を粘性の液体に入れる時に利用されるものであり、金属マニキュアを作成することに加えて、バイオメディカルな応用も可能である。銀色の艶のナノ粒子は、銀イオンに変化しているように思われ、これが抗菌特性を有している。フィアンセを安心させたかな。

[1] Chemical & Engineering News, 2017 March 20, p. 9.

DOI: 10.1021/acs.iecr.7b00039

17.4.17

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