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ガソリンに代わる

 よりクリーンで持続可能な代替物があれば、自動車やトラックのからの炭素の排出を削減することができる。その一つがメタノールを使って水素を触媒的に発生させ、水素燃料電池に利用することである。今回、モリブデンカーバイド粒子に原子レベルで分散した白金が開発されて、これが比較的低温で効果的にメタノールや水を改質し水素を発生させることができることが報告された[1]。この系は以前に報告された最高の系であるRu触媒によるメタノールからの脱水素よりもおよそ5倍効率が高い。ここでのPt/MoC150-190 °Cで作用し、以前使われていた腐食性の水酸化物を必要とせず、より安価な不均一系触媒でありリサイクルも容易である。研究者らの試算によればCH3OH50Lタンクに入れて6-10 gPtを触媒として利用すれば、トヨタのミライを、そうこうするうちに、690 km走行させることができる。CH3OH代およそ15ドル、Ptおよそ320ドルだけど、触媒はリサイクルできる可能性が高い。村井君もミライに乗れるかなあ?

[1] Chemical & Engineering News, 2017 March 27, p. 4.

DOI: 10.1038/nature11891

17.4.20

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