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アレーンとαオレフィンとを

 連結する新しい触媒反応が開発され、分岐していないアリールアルケンやアリールアルカンを導くことができることがわかった[1]。これは対応する枝分かれアルキルアルカンを導く工業的な経路を補完しており、以前の系をほかすん必要はない。生成物によって石けん、洗剤、燃料、潤滑油添加物、高分子前駆体、香味料、香料をつくるのに利用できる化合物の多様性も拡大している。ヴァージニア大学の研究者らは、Rh塩触媒を配位子なしでCu(II)酸化剤と組合せて利用し、ベンゼン、トルエンや別のアレーンをプロピレンや1-ヘキセンのようなα-オレフィンで官能基化しアルケニルアレーンを合成している。この生成物は水素化によって、現在工業的に利用されている伝統的な酸触媒反応では導くことができない分岐していないアルキルアレーンを提供している。課題はRhの高いコストであるけど、回収・再利用によって経費が妥当になるものと考えられている。分岐なしでいい気分。

[1] Chemical & Engineering News, 2017 April 24, p. 8.

DOI: 10.1021/jacs.7b01165

17.5.21

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