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芦屋へ行くのは

 明日や、という夜。ペケの軌跡を再びたどった[1]。五犬兄弟・姉妹の末犬、お姉ができるのは、その子を家族の一員として迎えること。でも最初が大切。用を足すのはここだよ。車でお出かけの辛さ、でもお姉のお陰で生きる力もよみがえった。そんなある日、公園で攻撃的な犬がいると言う。その子、お姉の懐に入って来た。でもK先生は「明日の朝、生きとったらなあ」という。不安な夜、ペケが寄り添う、これが本能か?ときに不安になり、ときに安堵、こりゃあかんどと自分を励ますお姉。人情ならぬ犬情、それを超えた「あんたも生きるんや」というペケからのメッセージに心打たれる。名前はポコになった。そこに瀕死の犬、後に福と呼ばれる彼が加わった。三匹とも天寿を全うした。写真でお会した三兄弟、数十年前と少しも変わらない姉さん。子供の頃、地球儀を見せてもらって「日本はどこやと思う」と言われた。大陸付近を懸命に探すもそこにはなかった。小っちゃな島国だと知っちゃった。「地球は回っている」この一言で約束がどこかに行っちゃった。「常識と身だしなみ」などなど盛りだくさんの話題、上品で美味のオードブルにワイン・ビール、貴重な時空間を授けていただいた。ありがとうございました。

[1] 松田明子著「ペケポコ福 幸運に巡り合った三きょうだい」(神戸新聞総合出版センター)

17.5.14

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